Windowsのサポート期間知っていますか?

Windows

皆さん、Windowsのサポート期間を知っていますか?


WindowsにはOS(オペレーティングシステム)のバージョンによってマイクロソフトがサポートする期間が決まっています。
このサポートとは何でしょう?
OSとはもちろんソフトウェアですからプログラムによって作られています。当然、何度も検証をして完全と思われるものを発表して提供している訳ですが、そこは人間が作るものですから完璧なものはありません。また、想定外の動作によりエラーが発生する場合もあります。

プログラミングのミスをバグと言いますが、バグであったりセキュリティの弱点などが見つかればそれを改善したプログラムを提供してくれます。これが「Windows Update」という更新処理ですね。一度限りではなく発生するたびに何度も更新してくれます。

この事をサポートと称しています。

ではこのサポートはいつまで続けてくれるのでしょうか?

例えば自動車を買ったら新車保障で数年間は壊れても無償で直してくれたりしますね、でも永遠ではありません。同様にWindowsもバージョンによってサポート期間が決まっています。

過去には、非常にユーザーの多かったWindows XPのサポートが終了し多くの企業、学校などがパソコンを買いかえるはめになり問題化した事がありました。この辺りから企業や学校の担当者などがサポート期間を気にするようになりましたね。

それでは、OS毎のサポート期間を見てみましょう。

※出典 Microsoft atlife

ライフサイクル開始日とは発売日(=サポートの開始日)です。
表中にメインストリームサポート終了日と延長サポート終了日とがあります。


これは何でしょう?

サポートには2種類ありまして、発売から5年間の基本サポート、そしてその後5年間の延長サポートがあります。(Windows8など例外もあります)
基本サポートはメインストリームサポートと呼ばれ、いわゆるバグやセキュリティの改善などすべての更新を行います。そして5年が経過すると延長サポート期間に入りこの間はセキュリティ関連の更新のみが行われます。(※延長サポートは更に延長される場合もあります)
この延長サポートも終了してしまうと、セキュリティ上の重大な欠陥が発見されたとしても基本的には何もしてくれません。

では使い続けると何が起こるのでしょうか?

もちろん、サポートが終了したらいきなりパソコンが使えなくなる訳ではありません。但し、インターネットに繋がっているパソコンであればウイルス感染やセキュリティホールから侵入され情報流出や悪用される恐れが非常に大きくなります。
会社や学校などではとても危険ですよね。また、Webサイトや新しいデバイス(プリンターや外付け機器など)も古いOSは動作対象外になり、壊れていないのに使用できない状態になったりします。

上記の理由からサポート期間内に新しいOSにするか、新しいパソコンに変えることをお勧めします。

今一番使用されているWindowsのOSは、Windows7だと思いますが延長サポート終了は2020年1月14日です! そうもう1年を切っています。ユーザー数が多いので延長される可能性もありますが、早めに切り替えましょう。

今年度後半には、買い替え需要が増大しますのでパーツ不足などでパソコンが不足する予測もあったりしますので、すみやかにWindows10搭載のパソコンにした方がよいでしょう。(私はマイクロソフトの者ではありませんよ・・・)

ちなみにWindows10からはサポート期間の設定が異なり(約2年)定期的に提供されるバージョンにアップしていかないとサポート期間が延長されていきません。ここは注意が必要ですね。


使い慣れたOSを長く使いたいとは思いますが、さすがに10年経てば機能の改善は著しい物があります。処理も早くなり快適になりますので、ぜひ皆さんもサポート終了を機に新しいOSにチャレンジしてみましょう!

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