無線LANが繋がらない!!!

パソコントラブル

昨日までちゃんと使えていた、無線LANでのインターネットが繋がらない事がよくあります。

いろんな理由があると思いますが、目に見えない無線の事ですからパソコン初心者の方は繋がらなくなった原因は全く想像できませんよね。

ここでは、回復させるポイントをいくつかお話ししていきます。

 

①無線LANルーターとONU(光回線のモデム?)の再起動

まずは、これを試してみましょう。一般的なインターネット回線はNTT(もしくはプロバイダ)が設置した外からの回線(光ケーブル、ADSLなら電話線)をパソコンに繋ぐための信号に変換する装置(これがONU、もしくはADSLモデム)に繋ぎます。

無線を使わずLANケーブルを使うなら、この機器とパソコンを繋ぎます。無線LANを使うならこの機器と無線LANルーターをLANケーブルで繋ぎます。(無線LAN一体型のONUもあります)

通常、これらの機器は電源を入れっぱなしで使用しますので、置いてある環境にもよりますが熱を持ちやすく非常に熱くなる場合があります。パソコンもそうですが熱くなり過ぎると異常動作を起こす場合があります。

一度、電源を切り十秒程おいてから再度電源を入れる事で回復する場合があります。

また、近所で電話回線や光の工事が行われると繋がらなくなる事があるとも言われています。
この場合も、再起動することで再接続されて繋がる場合があります。
まずは、この方法を試してみましょう!

 

②家電や医療機器の電波干渉を疑う!

例えば電子レンジなどは無線LANと同じ2.4GHzの周波数を使いますので、使用すると無線LANが途切れたりする場合があります。家電や医療機器などはこの2.4GHz帯の周波数の電波をよく使用します。
新しい家電を買ったりした場合は、家電の置き場所またはパソコンの置き場所などを変更すると改善されるかもしれません。

また、現在の無線LANは2.4GHzと5GHzと2種類の周波数帯を使用できるものがほとんどですので、5GHzに変更すると干渉がなくなり繋がるかもしれません。この場合は無線LANルーターの設定変更が必要です。

 

③電波が弱い!

木造建築の住宅であれば電波は届きやすいのですが、軽量鉄骨などを使用した住宅の場合は電波の到達距離は短くなります。また、木造であっても壁が厚かったりタンスなどの家具があったりすると電波が届きにくくなります。

この場合は家具の配置を変えてみたり、無線LANルーターの位置を変えてみたりすると効果があるかもしれません。また、電波干渉の所でお話ししましたが無線LANの周波数を2.4GHzに変更してみると良いかもしれません。2.4GHzの周波数は障害物に強く遠くまで届きやすいという特性があります。

周波数帯には以下の特徴があります。

  対応規格 メリット デメリット
2.4GHz 11b/g/n 電波の届く範囲が広く、壁や家具などの障害物があっても通じやすい 家電などで使用している機器が多い。電波が混雑しているときには不安定になる。
5Hz 11a/n/ac 高速な規格に対応する。また利用している機器が少ないので、安定した通信が出来る。 2.4GHz帯に比べると、電波が到達距離が短い、壁などの影響を受けやすい。

それでも、電波が弱い場合は中継器を使いましょう。最近の無線LANルーターは親機にも中継器にもなるタイプが多いので、もう一台購入して親機とパソコンの中間地点に中継器を設置します。これで、電波が中継地点で増幅され電波が届きやすくなります。

 

④無線LANルーターが壊れている!

上記の改善策を試してもダメな場合は、無線LANルーターの故障も考えられます。最初にお話ししたように、無線LANルーターは電源を入れっぱなしの状態で使い続けています。何年もその状態かもしれません。当然故障する可能性も高くなりますね。
また、無線LANルーターも年々改善され速度も速くなったり、電波の到達距離が伸びたり進化していますので、変えてみることで速度も改善されるメリットもあります。

故障かどうか判断がつかない場合は、プロを呼んで判断してもらいましょう。

 

 

 

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