インターネットが遅~い・・・

インターネット

今回も前回に続きインターネットのお話です。

インターネットは使えているけど、遅いなぁ、イライラする~なんて感じていませんか?
その原因を探っていきましょう。

そもそもインターネットと言っても、いろんな接続方法があります。
どの回線を使うのか?、契約するプランによっても変わってきます。

原因1 ・・ ダイヤル回線を使っている。

いわゆるナローバンドと呼ばれる回線です。(ADSLや光はブロードバンド)
これは電話回線を使用して接続する方式でダイヤルアップ接続と呼ばれます。一般電話回線のアナログ接続、デジタル回線のISDN接続などがあります。
これらは下り速度56kbpsから128kbps程度のスピードで、現在のインターネット環境からみると異常に遅い回線スピードになります。メールなら何とか使用できますが、動画再生などは不可能に近いでしょう。現在でもブロードバンド環境がない、限られた地域や環境でのみ利用されています。

原因2 ・・ 低速のプランを契約している

通信速度の遅いプラン(下り速度128kbps~1.5Mbps)は料金が安く、初めてインターネットを始める方はこのプランで始めている場合があります。ADSLやCATVでよくありますが、インターネットに慣れてくると遅すぎてイライラするでしょう。

原因3 ・・ ADSLの場合、環境が影響する

ADSL回線はNTTの局舎から利用場所までの距離がスピードに影響します。ADSLを申し込む前に地区のNTT局舎まで距離を確認してから申し込みましょう。NTTが提供している線路情報システムで調べることが出来ます。

一般的には2km以内なら快適。2km~4kmなら使用中に電話やFAXがくると遅くなったり、時間帯によって繋がりにくい場合があります。4km以上離れている場合は、始めから繋がりにくかったり、常に速度が遅いということが考えられます。

原因4 ・・ モバイル通信を利用している

WimaxやLTEが使えるモバイル端末を利用して無線でインターネット接続の場合、理論上は高速接続なのですが使用場所により電波強度や電波干渉の影響が大きく、安定した接続が出来ない場合があります。出張や旅行など移動先で使用する用途に限定した方が良いでしょう。

原因5 ・・ 無線LANを利用している

光、ADSL、CATVなどの回線で無線LANを利用しているとLANケーブルで直に接続する方法に比べスピードは低下する場合があります。無線は電波の周波数にもよりますが建物や家電などの電波干渉を受けやすく、大きく速度が低下したり、接続が途切れたりする事もあります。
この場合は場所を変更したり、より電波の到達距離が長いものや、中継器を使用してみると良いでしょう。ルーターとパソコンの距離が近いならLANケーブルで接続しましょう。
また、OSの変更などをした場合、無線LANルーターのドライバを更新しないと繋がりが悪くなる事があります。

原因6 ・・ ボトルネックを考える

やや専門的になりますが、現在の光回線などは1Gbpsのスピードに対応しているものがありますが、それに変更しても全くスピードが速くならない場合は、使用しているルーターやハブ、LANケーブルなどが1GHzに対応していない場合が考えられます。
一昔前のLANケーブルは対応速度が10Mbps、100Mbpsまでしか対応していない物があります。ルーターやハブも同様ですので古い環境をそのままにしていると、いくら最新の光回線でも本来のスピードが出せません。古い環境ががボトルネックになります。

原因6 ・・ パソコン自体の性能の問題

これもよくあるパターンですが、回線のスピードは遅くないのですがホームページの表示や動画再生が遅い場合はパソコンの性能が低い場合が考えられます。複数のソフトを開きながら使用したりするとメモリが不足します。また、動画再生にはグラフィック機能やCPU速度が影響してきます。メモリを増設したりパソコン変えたりすると改善される事があります。

原因7 ・・ 回線やモデムなどの故障

これまでの原因にあてはまらない場合は、光回線のケーブルやADSLの場合は電話回線等に問題がある場合があります。また、モデムやルーターが古くなったり、熱で故障する場合もあります。筆者の経験では光ケーブルが折れたり、電話回線がタンスの下敷きになり断線していた事もありました。原因が分からない場合はNTTや回線事業者に調査を依頼しましょう。

 

いろいろ書きましたが、対処が難しい!分からない! そんな時は専門家(パソコン修理屋さん)などにお願いする事をお勧めします!短時間で解決します。

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