FMトランスミッターってご存じですか？ 何を今頃って方も多いと思いますが、ここはスマホ初心者や車初心者の方もいると思いますので今回自分で取り付ける機会がありましたので初心者向けにご説明いたします。
＜目的＞
まずは、何をしたいのかですが・・・iPhoneやアンドロイドのスマホで音楽を聴いている方って多いと思いますが、スマホに保存されている音楽が車で簡単に聞けたら嬉しいと思いませんか。それも線で繋いだりしないでスマートに。それを実現するのが今回ご紹介する「FMトランスミッター」なんです。
＜方法＞
車に備わっているオーディオ機器によって何も使わなくても実現できる車も最近は多いですが、今回取り付ける車は少し古い車なのでオーディオにBluetooth（ブルートゥース）という機能が内蔵されていません。皆さんの車のオーディオの取扱説明書をよく読んでみてくださいね。Bluetoothというが内蔵でなければ今回の情報が役に立ちます。内蔵であれば必要ありません。
＜少し説明＞
そもそも、Bluetoothって何？という方もいますよね。ほとんどのスマホには２つの無線接続機能があります。１つはインターネットなどに接続する時に使うWifiですね。そしてもう１つが外部機器に無線接続する時に使うBluetoothなんです。外部機器とは例えばワイヤレスのスピーカーやイヤホン、スマートウォッチなどがあります。
これを使えばスマホを線で繋いだりせずにカーオディオから音楽が聴けるようになります。
＜今回の使用機器＞
前提条件として、車にシガーライターソケットが必要です。最近あまり使いませんがタバコに火をつける時に使うソケットですね。今回使うFMトランスミッターはシガーライターソケットに差し込んで使います。
購入した機器
EWIN FMトランスミッター Bluetooth 4.2 EDR Siri Google Assistan 対応 車載
型番:FMトランスミッター(BC11N)
今回はAmazonで2680円（税込）購入しました。FMトランスミッターで検索するとたくさん出てきますが1000円～5000円位の物までありますね。
今回選んだポイントは、デザインがシンプルでおしゃれな感じだったのとUSB（音楽再生＆スマホの充電も出来ます）やSDカードも使える、重要なのはBluetoothがバージョン4.2対応だったことです。
音楽を聴く為にやはり音質は重視します。FMトランスミッターの安い物や古い物はBluetooth4.0だったりそれ以下だったりします。
Bluetoothのバージョンの違いによる特徴を簡単に説明すると、Bluetooth4.2は転送速度が4.1の最大2.5倍にあがっています。また、4.1以降は自動再接続機能が追加されいわゆる音飛びや切断が少なくなりました。音質自体はあまり変わっていませんが、ノイズが減ったり途切れにくくなったり通信品質が高くなった事により音質があがったように感じます。なので購入する場合は、Bluetooth4.2をお勧めします。（Bluetoothのバージョンは現在5.0まであるようです）
＜取付手順＞
※今回購入した機器の手順ですので、購入した機器の説明書を読んで進めてください。
１．FMトランスミッター本体を車のシガーソケットに差し込み、エンジンをかけます。
２．「CH」ボタンを押してからツマミを回しFMの周波数を選びます。この時なるべく近くに放送が入っていない周波数を選ぶとノイズが少ないようです。※地域によって違うと思いますので、いくつか周波数を変更して試してみましょう。カーラジオの周波数も同じ所に合わせてくださいね。チャンネル登録しておくと便利でしょう。
３．スマホの設定を行います。「設定」を選び「Bluetooth」を選択してください。まず、BluetoothをONします。（今後はこのままONの状態で使います）次にデバイスの一覧の中に「CAR MULTIMEDIA」という項目が表示されます。（購入した機器により名称は違います）未接続になっていますので、タッチすると接続しにいきますので、数秒で接続済みになると思います。これでスマホとFMトランスミッターの接続は完了です。以降は、車に乗り込みエンジンをかけるだけで自動的に接続されますので、あとはスマホで音楽を再生するだけです。
※近くでFMトランスミッターを使っている車がいたりするとノイズが入ることがあるようです。その場合は周波数を変更しましょう。
注意としてはスマホの音楽は本体またはカードに保存済みの物を再生しましょう。番組や動画サイトなど４Gで受信しながら再生するとあっという間にデータ通信量が増えますのでご注意を・・・
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